“在りたい姿やゴールは共通しているという
深い相互理解が生まれた”

ORGANIZATION

50代男性 化学メーカー人事担当執行役員

 

あなたはどんな悩みや課題を持っていましたか。

当社の技術研究所において、新規事業の創出と基盤技術の確立が重要な課題であり、これに中期的に取り組んでいくための幹部間の関係性を見直す体制づくりが急務でした。

あなたはその悩みや課題にどう向き合ってきましたか。

人と組織の側面からサポートを行ってきましたが打破できずにいて、今後は関わるメンバーがチームの結束を固め、ひとり一人の知見や想いをひとつにしていく必要があると考えていました。

tedのコーチングを受けようと思った理由やきっかけはなんでしたか。

単発イベント的な研修などではなく、在りたい姿に向けて本音で議論できる関係性をしっかりつくっていく必要があると思っていました。この課題について長沢さんに相談する中で、「ひとり一人が違いを認知し、その違いを受入れ強みに変えていくプロセス、すなわち長沢さんが創るシステム・コーチングメソッドでの関わり方を取り入れることが最も効果があると感じました。

tedのコーチングを受けて、どのような効果がありましたか。

経営トップ(社長)および技術研究所の全幹部10名でシステム・コーチングによるチームビルディングセッションを計5回実施(室内と屋外)していただきました。価値観やバックグラウンドが違うメンバーが、自分が本当に大切にしている価値観や実現したいことを場に差し出し合いながら、在りたい姿やゴールは共通しているという深い相互理解が生まれました。その後の戦略策定と組織設計のフェーズでは、想いや問題認識の本音をぶつけ合う関係性が徐々に昇華しながらベースがつくられていっため、きわめて実効性のある活動につながり、現場での実践へと移行できました。

tedのコーチングをどんな方や組織に紹介したいですか。

人や組織の悩みを抱えている組織やチームの皆さん全てではないでしょうか。戦略通りに組織が動かない、組織や個人の対立がある、多様性のある組織をつくりたい、社員の主体性がないなど、人や組織に関する問題は絶えません。そのような問題を本質的に解決するためには、根底にある関係性の在り方に焦点を当てて、組織や個人が大切にしているエッセンスや想いを引き出す必要があります。本質的な問題に向き合い、自分達らしさの形を改めて創出していきたいチームには極めて有益だと思います。

tedのコーチングを受けてのご意見ご感想などお聞かせください。

長沢さんはこれまで事業会社で現場と役員の深い経験とコーチとしての知見をお持ちの方ですのでクライアントの実情を理解していただいている安心感があります。また、前向きかつ誠実な言動と、人間としてのあたたかさが溢れるお人柄から今回幹部メンバに関わっていただいている中で、ポジティブなエネルギーを吹き込まれていく感覚を覚えました。自分自身や組織への関わり方の最も大切なエッセンスに気付かせてくださったことに心から感謝しています。

 

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